皮膚、体表粘膜、毛髪、爪などの
皮膚疾患の診療を行います

皮膚疾患にはさまざまな種類があり、湿疹、じん麻疹、あざ、水虫、その他の感染症などが含まれます。
高齢化社会に伴って急増する皮膚がんなどにも対応が必要です。
皮膚は体の表面にあるため、目で見て変化を感じ取りやすく、早期発見が比較的容易です。
内科的な病気につながる疾患が発見されることもありますが、その際には他の診療科との連携で治療が進んでいくことになります。
皮膚病などの治療法には外用療法や内服療法が一般的です。
また、皮膚腫瘍の場合は、腫瘍のタイプ(良性または悪性)を判断した上で、皮膚腫瘍切除術や放射線療法などが用いられます。

主な皮膚の病気の一覧と
それに関連する症例画像を
ご紹介します

にきび
症状
顔面によく見られる皮疹で、通常10歳代に生じます。
最初の皮疹は1~2mmの白い点で、次第に大きく黒い突出した点に変化します。
さらに炎症が加わって赤くなり、押すと痛みが生じるようになります。
原因
皮膚に常在するアクネ桿菌の増殖と炎症が原因。
思春期に悪化することが多いです。
治療法
過剰な化粧品を避け、適度な洗顔を行います。
抗なり、菌薬の内服と外用軟膏の併用も必要。
重症の場合はケミカルピーリングや、にきびを押し出す治療が有効ですが、これらの治療は必ず皮膚科で行ってください。
自分でにきびをつぶすと二次感染を引き起こし、醜いにきびの傷跡を残すことになるので絶対に避けてください。
いぼ
症状
はじめは小さな隆起をした白い皮疹で表面がかさかさしているのが特徴。
いずれにしても隆起している点は共通です。
原因
ヒト乳頭腫ウイルスの皮膚感染症で、かゆみを伴い、指で患部をこするといろいろな部位に感染します。
治療法
液体窒素、炭酸ガスレーザー、電気凝固などが用いられます。
たこ
症状
足底や指に機械的な圧が加わる。
手や足の水虫
症状
水虫は、足や手の指の間などの皮膚に感染する病気です。
白癬菌という菌が原因で、かゆみや皮がむけることがあります。
プールや銭湯などで感染しやすいので、足を清潔に保ちましょう。
治療は外用薬を使います。
陥入爪
症状
陥入爪(かんにゅうそう)は爪の先が内側に曲がり周囲の軟部組織にあたり損傷が生じる事で起こります。​
さらに局所の感染を起こすと外科的治療も必要です。
診断機器
デジタルX線装置
超音波診断装置
血液脈波検査装置
骨密度測定装置
腰椎牽引器
リハビリテーション関連機器
自動間欠牽引装置
干渉電流型低周波治療器